新卒で病院へ勤め始めて、９年間急性期の病棟にいました。

治療の過程の中で、退院後の生活はなかなか見えませんでした。より生活を看ていきたいと思い、そこで、老健「ふれあい」に就職しました。決め手は見学時の雰囲気の良さです。

病院と本当に違うことばかりでびっくりです。
治療に集中する医療機関ではないため、利用者さんが幸せに毎日過ごせるよう、とことん寄り添う考え方が大好きです。
あくまで在宅復帰を目標としているので、退院後の環境や家族や生活環境まで考えて支援計画を練っていきます。
その過程で、看護師として医療的な知識を活かせるが嬉しいですね。

病院だと人間関係は看護師だけに固まりやすいですが、たくさんの職種の方と関われることです。
実際の介護の現場では、健康面を意識する看護師さんと、生活面での幸福度や利用者さんのやりたいことを優先する介護士さんとで意見が異なることもあります。
それは、いろんな側面から利用者さんのことを考えているからなんですよね。価値観や判断基準は違うけど、みんな本当に利用者さん想いですね。

やっぱり一番は、自宅に笑顔で帰られる瞬間ですかね。利用者さんの話をじっくり聞いてみたり、ちゃんと向き合ってみると気づきがあります。
自分を見つめなおす機会にもなりそれがよりいい看護・介護に繋がっていると感じます。

施設名にも「ふれあい」とあるように、人とふれあう・コミュニケーションをとることを大事にしている法人です。
様々な職種でより多くの方にきていただき、横のつながりをもっと広げられればいいなと思います。

自宅に帰るまでの生活を支援することの魅力は老健ならではであり、利用者さんと長い期間関われるのは病院ではできないことです。少しでも興味があれば一度お話だけでも聞きに来ていただければ嬉しいです。